フットパスで歴史と自然を体感! 歴史名所巡りコース

会津若松市には、幕末や会津藩にゆかりのある史跡や、長い歴史をもつ伝統工芸の工房が多く残っています。
「歴史名所巡りコース」では、その中でも人気の高い天寧寺(新選組局長・近藤勇の墓所)を中心に、地域に根ざした文化や工芸を歩いて楽しむことができます。
歴史名所と伝統工芸を一度に体験できる、会津らしいフットパスコースとしておすすめです。
歴史名所巡りコースの魅力
天寧寺の見どころ
天寧寺は室町時代の創建と伝わる、歴史ある寺院です。会津藩との関わりも深く、長い間地域にとって重要な場所として守られてきました。
幕末の史跡としてよく知られているのが、新選組局長・近藤勇の墓です。仲間の土方歳三が遺髪や遺骨の一部を密かに持ち帰り、この地に埋葬したと伝えられています。
寺の裏手には会津藩家老・萱野権兵衛(かやのごんのひょうえ、ごんべえ)、息子の郡長正(こおりながまさ)のお墓があります。会津藩校「日新館」の創立者である田中玄宰(はるなか)、田中土佐をはじめとする田中家のお墓もあり、幕末の会津を語るうえで欠かせない人物の足跡にふれることができ、歴史好きには見逃せません。
幕末ゆかりの史跡と会津の歴史に触れられる立ち寄りスポットになっています。
神社仏閣をじっくり巡りたい方は、下記記事で詳細を確認できます。天寧寺も紹介しているのであわせてご覧ください。
会津慶山焼と伝統工芸の魅力

コース周辺には、会津を代表する陶芸「会津慶山焼」の工房があります。長い歴史を持つ窯元で、今も伝統を守りながら器づくりが行われています。
彩り豊かな器や、普段使いしやすい生活道具の数々は、会津の文化を今に伝えるもの。地域に根ざした伝統が“今も続いている”ことを実感できる貴重な機会です。
旅の思い出として自分だけの器を作るのも人気です。
詳しくは下記記事をご覧ください。
歩くからこそ味わえる会津らしい道のり
天寧寺周辺は、静かな住宅地の中に歴史スポットが点在するエリアです。
近くには「会津武家屋敷」があり、藩政時代の暮らしや建築を見学できます。
また、少し足を延ばすと東山温泉街にも行くことができ、湯治場として栄えた会津の温泉文化にもふれられます。
こうした名所を歩いて巡ることで、車では気づきにくい景色や空気感、町の雰囲気をじっくり味わえるのが、このコースの魅力です。
歩くからこそ見える会津の魅力を感じられるルートです。
歴史好きや幕末ファンにおすすめの理由
- 新選組局長・近藤勇の墓所を現地で参拝できる
- 天寧寺をはじめ、会津藩ゆかりの史跡にふれられる
- 会津の伝統工芸・慶山焼を実際に見学できる
- 「歴史」と「文化」を歩きながら一度に体験できる
見どころを“効率よく巡る”というより、当時の面影を感じながらゆっくり歩きたい人に人気のコースです。
地元の味とお土産
コース途中では、地元食材を使った軽食や、お土産を購入できるスポットもあります。会津の工芸品や特産品も手に入るため、散策の締めくくりに立ち寄るのもおすすめです。
会津観光の楽しみ方
歴史名所や伝統工芸を巡りながら、地元ならではの料理や文化にふれることで、旅がいっそう深く楽しめます。歩いて回るからこそ見える風景や、土地の空気感も、この地域ならではの魅力です。
コース予約と詳細情報
このフットパスコースは予約制で参加できます。
歴史名所と伝統工芸を組み合わせた特別な体験を、ぜひ自分のペースでお楽しみください。
