洞門くぐり体験で歴史を歩く:白虎隊の足跡をたどる旅

福島県会津若松市にある「戸ノ口堰洞穴(とのくちぜきどうけつ)」は、150年以上前の戊辰戦争で白虎隊が実際に通ったと伝えられる歴史の舞台です。狭く暗い洞門を歩く「洞門くぐり体験」は、教科書ではわからない歴史を五感で感じられる年に一度の特別な体験です。親子で参加すれば、子どもに歴史の面白さを伝えながら、家族で忘れられない思い出を作ることができます。
戦の現場を歩く「洞門くぐり」
戸ノ口堰洞穴は、江戸時代に猪苗代湖の水を会津地方へ引くために作られた水路です。戊辰戦争で白虎隊がこの洞門を通って飯盛山へ向かったことから、歴史的にも重要な場所として知られています。
洞門は全長約150メートル。懐中電灯を手に進む狭い通路は、子どもでも安全に歩ける設計で、スタッフの案内もあるため安心です。親子で歩くことで、白虎隊たちの視点で当時の状況を想像しながら、歴史を体感できます。
白虎隊の足跡と飯盛山
飯盛山の高台からは、会津若松の町並みや鶴ヶ城の景色を一望できます。白虎隊が歩いた道や当時の町の様子を思い描きながら歩けば、歴史がより身近に、そして鮮やかに心に残ります。
親子で参加する魅力
- 体験型学習:座学では味わえない、体を使った歴史理解。
- 安全配慮:懐中電灯・スタッフ案内ありで小学生も安心。
- 探検気分:狭く暗い洞門は、子どもにとって冒険のよう。
- 思い出作り:一緒に歩くことで親子の会話も弾む。
- 歴史のリアルを体感:白虎隊の勇気や当時の緊迫感を五感で学べる。
体験ルートとその見どころ

旧滝沢本陣
会津藩の藩主が宿所として使用していた歴史ある建物で、白虎隊が出陣したとされる場所でもあります。出発前に会津の歴史に触れることができるポイントです。
洞門くぐり
懐中電灯の明かりを頼りに150メートルの洞門をくぐります。かつて白虎隊が辿った道を自らの足で進む体験は、まさに“歴史を歩く”感動に満ちています。
飯盛山
白虎隊の墓前や、さざえ堂といった歴史的な建築も巡ります。特にさざえ堂は、二重らせん構造を持つ珍しい建築で、文化的な価値も高い名所です。
妙国寺
最後は、白虎隊ゆかりの寺院である妙国寺で旅を締めくくります。境内を歩きながら、歩いた道のりをゆっくりと心に刻むことができます。
服装・持ち物のアドバイス
- 長靴と動きやすい服装で。
- 懐中電灯は持参。
- 防寒対策も忘れずに。
周辺散策で広がる、会津の学びと時間
この洞門くぐり体験をきっかけに、さらに会津の歴史を深く知る旅を計画してみてはいかがでしょうか。
洞門くぐり体験の前後には、飯盛山周辺をゆっくり歩いてみるのもおすすめです。
この一帯には、白虎隊や戊辰戦争に関わる史跡が点在しており、短い移動でも会津の歴史や暮らしの背景に触れることができます。
飯盛山の参道や境内を歩くだけでも、自然の中で季節を感じながら、歴史と向き合う時間を過ごせます。子どもにとっては「たくさん歩いた」「坂道を登った」といった体験そのものが記憶に残り、大人にとっては静かな時間の中で歴史を振り返るきっかけになります。
また、会津若松の市街地には、町歩きをしながら立ち寄れる資料館や休憩できる場所も多くあります。無理に多くを詰め込まず、その日の体力や関心に合わせて行き先を選べるのも、このエリアの魅力です。
洞門くぐり体験を軸に、「歩く」「見る」「話す」、そんな時間を家族や仲間と共有することで、会津での一日はより印象深いものになるでしょう。

